早くもない日々津々浦々

私個人のうつ病と闘いの話を書いていきたいと思っております

トイズ☆ドロップアウト

した理由について書き留めていきたいと思います

やたらポップなタイトルはあれですね

あの有名な漫画のパロディです

パロディが規約とかで許されていなかったらどうしよう…

その場合はここからもドロップアウトになりますな

 

で、はい

理由を書いていくとあれは大学三年生の夏でした

私はゼミでの研修旅行に参加しておりました

それがきっかけで突如として普通の生活を歩めなくなりました

結論としましては鬱になりました。

 

こんなわけのわからん理由で鬱になるのか?と思われました方

その通りです

本来何のてらいもなく後ろ暗いところもない

そんな楽しい楽しい研修旅行の中でなぜそんな鬱になるようなことがあったのか

私にもはっきりとはわかりません

 

ですが一つ

私にもわかることは陰と陽は交じり合わないということでした

 

その研修旅行は今思い出してもとても楽しいものでした

しかしながらそれ以後の普段の生活はどうだったか?

楽しいと思えることなんてないようなものでした

そりゃそうです

鬱になったんですから

 

いや、逆かもしれません

鬱になったから楽しいと思えることがなかったのではなく

楽しいと思えることがなかったから、感情が揺さぶられるようなことがないから鬱になったのではないか

私はそう思っております

 

そもそもの話、そのころの私はそうそう感情が表に出ない人間でした

人と出会えば「何考えてる?」「不機嫌なの?」と聞かれることは日常でした

別段不機嫌であったわけでも何も考えていないわけでもありません

ただ単にそれを表に出すことはないだろうと思っていたのです

鉄面皮でした

 

それがなんということでしょう

その楽しい楽しい研修旅行では私が人前で笑っているではありませんか

私が人と普通に話しているではないですか

なんとも感情に満ち溢れたようにふるまっているではありませんか

 

そう、その研修旅行で私は気づいてしまったのです

私の今までがあまりにも感情に不足していることに

あまりにも楽しいと思えることが少ないことに

あまりにも自分は枯れてしまっていることに

 

暗い暗い所に住んでいる人は暗いところに目が慣れていて太陽の下に現れれば目が焼けると言います

それが私に起こりました

私はあまりにも感情にさらされなさ過ぎてその感情の洪水に耐性がありませんでした

それゆえに

感情の洪水が去った後に

私は

耐えることができませんでした

 

ここまでお付き合いいただきありがとうございました

トイズでした